プールの形状やデザインは、空間全体の印象を大きく左右する重要な要素です。日本では、家庭用ビニールプールから学校のプール、競技用プールまで、用途に関わらずすべてを「プール」とひとまとめにしてきました。
しかし海外では、住宅用・商業用・競技用といった用途によって呼び方や捉え方が明確に分かれており、日本とはプール文化そのものが異なります。
これからプールオーナーを目指す方にとって、こうした海外のプール文化を少し知っておくことは大きなヒントになります。日本ではあまり意識されていない“用途による呼び分け”が海外では一般的で、その違いを理解すると、自宅にプールをつくる際の考え方がより深まります。

海外では用途によってプールの呼び方が変わる:Pool と Piscine の違い
海外では「自宅の庭にあるプール」は、英語の Pool とは別の言葉で呼ばれることがあります。
英語圏で Pool と言うと、多くの場合は競技用プールや公共プールなど、運動・競技・公共利用を目的とした大規模な水泳施設を指すことが一般的です。
一方で、住宅用の小型プールやデザイン性の高いプライベートプールは、国や地域によって “Piscine(ピシーヌ)” や “Private Pool” といった名称で分類されることが多く、用途や規模によって呼び方が明確に分かれています。
そのため、海外の展示会で「Pool」と伝えると、競技用プールメーカーや大型設備のブースへ案内されてしまうケースもあります。実際、私たちが扱うような住宅用・商業施設用のデザインプールは、海外では “Piscine” または “Private Pool” として扱われており、日本とは分類の考え方が異なるのが特徴です。
日本の“庭にプール”文化は、海外の“Piscine文化”に近い考え方
日本では「庭にプールをつくる」という発想はまだ一般的ではありませんが、海外では自宅の庭にプールを設ける文化が広く浸透しています。これは、単なる水遊びの設備ではなく、住まいの価値やライフスタイルを高める“Piscine(ピシーヌ)文化”として根付いているものです。
Dream Garden が提案するプールは、まさにこの Piscine の考え方に近い存在です。デザイン性、快適性、そして暮らしの質を高めるための空間として設計されており、世界基準のプール文化に沿った“ライフスタイル型プール”を日本の住宅にも取り入れられるようにしています。

日本では「庭にプールをつくる」という文化がほとんどなかったため、水泳や水遊びに使う水槽はすべてまとめて“プール”と呼ばれてきました。
一方、海外では用途や規模によって呼び方が分かれており、自宅の庭に設ける小型の水遊び用・水景鑑賞用の水槽は “Piscine(ピッシーヌ)” と呼ばれることが一般的です。
そのため、海外留学やホームステイ先の家にあるのは多くの場合この Piscine で、そこで “Pool” と言うと「競技用や公共プールのこと?」と少し不思議そうな顔をされることもあります。海外では言葉の使い分けが明確なので、覚えておくと安心です。
まとめ:海外ではプ―ルの大きさによる違いで呼び名が違う
- プール 学校や競技用で使われる大きな水槽
- ピッシーヌ 自宅の庭などにある水景や水遊びを楽しむ水槽
※日本ではピッシーヌという言葉が浸透していないので、以降もプールという言葉を使用します。
プールで泳ぐにはどれくらいの長さが必要?

泳いでいるという実感を得るには?
まず、プールの目的は「泳ぐこと」です。 そのうえで、長さ3.8ⅿ~16ⅿと様々な長さのプールを作ってきました。
「泳いでいるという実感」を得られるには、クロールで左右の腕を2回づつ動かせるだけの長さであると、断言します。
その長さは7ⅿ以上です。深さは1.1ⅿ。 一方で、7ⅿ未満は水遊びができる観賞用プールになります。
特に、お孫さんに喜んでもらいたいと庭にプールを作る方がいますが、無邪気なちびっ子はこんなことをいいます。
「なんか泳いでいる感じがしな~い。」
プールのサイズでお悩みに方は、迷わず6ⅿ以上にしましょう!
プールサイズによる施工金額の違い
プールの費用を考える際、まず基準となるのが プール本体(躯体)を構成する外周の長さと側壁の高さ、そして床面積 です。これらの寸法が、コンクリート躯体のボリュームや防水用PVCライナーの使用量を決めるため、基本工事費に大きく影響します。
次に必要となるのが 掘削と残土処分 の費用です。現在の地盤をどれだけ掘り下げるか、そして発生した土をどの程度処分するかによってコストが変動します。
設備面では、ろ過機・照明・コントローラー といったシンプルな構成からスタートでき、
さらに ヒートポンプ、熱交換器、スマート管理システム など、用途に合わせてアップグレードすることも可能です。
防水に使用する PVCライナー も、標準仕様からデザイン性の高い上位グレードへ変更でき、耐久性や質感を高める選択肢があります。
また、プールサイドの仕上げも空間の印象を大きく左右します。一般的なタイル仕上げに加え、大理石や高級石材を使用すると、よりラグジュアリーな雰囲気 を演出できます。
さらに、プールの形状によって施工工程は大きく変わります。
シンプルな四角形は最もコストを抑えやすい一方、曲線デザインやインナーステップ を取り入れると、施工手間や材料ロスが増えるため、その分費用も上がります。
プールの形状による違いを解説

レクタングル(長方形)型
レクタングル型のプールは、自宅の庭からホテル等の商業用まで幅広く作られています。長方形は特殊な加工が無く施工性に優れており、施工コストも抑えられます。
自宅の庭では、最小では2ⅿ×4ⅿの可能ですが、3ⅿ×7ⅿ~4ⅿ×8m位のサイズで作ることが多いです。ホテル等の商業では4ⅿ×10ⅿのサイズ以上を設置するケースが多いです。
写真:2021年3月 弊社施工
ドリームガーデンの施工例はこちら

オーバル(玉子型・楕円)型
オーバル型のプールは、曲線にするための特殊加工が必要になり、レクタングル型に比べ施工性が悪く、施工コストが高くなります。また、緩やかな曲線で作るためには、長い半径が必要となり、広い面積の庭にしか作れないプールです。植栽やプールサイドの演出をすることで、より水景を楽しめる庭になります。
ドリームガーデンの施工例はこちら

インフィニティプール
プールの外側の壁に傾斜をつけ、その上部を水面ラインにします。水面が空や海や森と繋がっているように見せるものをインフィニティプールと呼びます。代表的なインフィニティプールはシンガポールのマリーナベイサンズの屋上プールです。施工には高い技術が要求されます。
周辺の景色を取り込むため、眺めのいい高台に作るのが絶対条件になります。
プールに入ると水が外側に溢れだします。溢れ出た水をもう一度プールに戻す装置を作るにはコストがかかりますので、そのまま排水する方がいいでしょう。
2022年9月 弊社施工
ドリームガーデンの施工例はこちら
自宅にプールをつくるという選択は、単なる設備づくりではなく、暮らしそのものを豊かにするライフスタイルの提案です。海外では当たり前となっている“庭で水景を楽しむ文化”は、日本でも少しずつ広がり始めています。プールの形状やデザイン、設備仕様、仕上げ素材、そして費用の考え方を理解することで、理想のプライベートプールはより現実的なものになります。
Dream Garden では、世界基準のプール文化を取り入れながら、日本の住宅環境に最適化したデザインと施工を行っています。お客様が思い描く「こんな暮らしがしたい」を丁寧に形にし、長く愛されるプール空間をつくることが私たちの使命です。
自宅にプールをつくることに興味を持った方は、まずはお気軽にご相談ください。
あなたの理想のライフスタイルに寄り添いながら、最適なプール計画をご提案いたします。
ドリームガーデンでは、構造の確かさ・防水性の高さ・濾過能力の高さ・意匠性の高さ・確かなサポート・設計の自由性の6つの視点からフランス製のマジラインプールを採用しています。
『詳しいマジラインプールの説明はこちら』

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