エクステリア空間のプライベートを確保するには、高さが1.7ⅿ程度ある目隠しフェンスを推奨します。庭やエクステリアの基本となる「造園」とは園(その)を作ることを意味し、園(その)とは、塀などで囲われた空間を意味し、そこに異空間の庭園が造ります。
塀(フェンス)で囲って守られた個の世界観に、目隠しフェンス大切な意味を持っています。
天然素材の目隠しフェンス
ドリームガーデンでは、天然木を使用したオリジナルの目隠しフェンスを作ることが多くあります。
施工地:アロハプールビレッジ(水戸市)
こちらの目隠しフェンスは高さが1.7ⅿあります。オリジナルにデザインした天然石の柱には、25㎜の溝を掘り厚さ20㎜の杉板を上から落とし込みます。杉板は、塗装すれば10年位は持ちます。交換する時は、薪ストーブや焚火の燃料になります。安価ですので、10年後にお好きな色で塗装し、あたらしい気分を楽しめます。
柱は永久に朽ちない天然石を使用しますので、杉板を変えるだけでずっと使用できます。
再生木材を使ったウッド調の目隠しフェンス
道路や隣からの視線はカットする必要があります。長さがある場合には再生木材とアルミ柱を使った目隠しフェンスをおすすめしています。
施工地:大洗町
木材と樹脂とで作った再生木材を市ようしたウッド調目隠しフェンスも多く採用します。
この場合は、アルミ製の柱を使います。アルミの柱は70㎜角で、1ⅿに1本立の間隔で建てます。強風が心配なところに設置する場合は、アルミ柱の中に鉄芯を入れて強度を高めます。
板と板は、好みの隙間で取付ることができます。一般に5㎜~10㎜位を希望される方が多いです。
- エコモックフェンス
PVC(ポリ塩化ビニール)素材の目隠しフェンス
施工地:ひたちなか市
PVCを主成分とした樹脂フェンスは、腐りや色あせの心配がなく高耐久性です。タカショーのロイヤルフェンスは、断面形状の異なるPVCの角パイプを組み合わせて、ロイヤル感にデザインされた目隠しフェンスで、数多く採用しています。
- フェンス:ロイヤルフェンス
- ガーデンルーム:暖蘭物語
ガラスを使った目隠しフェンス
施工地:アロハプールビレッジ(水戸市)
- フェンス:ビュースルーフェンス
- 舗装 :スタンプコンクリート ビンテージウッド
施工地:ひたちなか市
ガラスフェンスは日本ではまだ馴染みが無いかもしれませんが、ドリームガーデンでは頻繁にガラスフェンスを採用しています。アメリカやオーストラリアの住宅を視察に行った時に、ほとんどの住宅のフェンスがウッドフェンスがガラスフェンスを採用していました。
累計50件くらいはガラスフェンスを設置しましたが、割れてしまったことは一度もありませんのでご安心ください。
- フェンス:ビュースルーフェンス
- 土留め :バーチカルアート
テラス一体のハイブリッドデザインの目隠しフェンス
施工地:ひたちなか市
目隠しフェンスを境界に設置する以外に、リビング前のテラスを快適な空間にする事例です。
下写真の左側がリヴィングで、その隣が玄関、その先が道路のお宅で、道路からの視線が気になっていたケースです。玄関への来客があってもリヴィングを覗かれないように、ボードを貼っています。
写真右側は駐車スペースなので、視線をあまり気にしないのでガラスフェンスを採用しています。
快適なテラス空間にするために、リビングの高さまでタイル床にし、ルーフをかけてあります。
植栽や照明、水栓をアレンジすると個の世界観をもつプライベート空間が生まれます。
- フェンス:ビュースルーフェンス
- ルーフ :ホームヤードルーフ
- 壁 :エバーアートボード